こんにちは、むぎこです!
2026年3月14日(土)、ついにピコっとラボの記念すべき第1回・理科実験教室を開催しました!
テーマは「ものの溶け方①」。東京都調布市の下布田ふれあいの家に、たくさんの子どもたちと保護者のみなさんが集まってくれました。
ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございます!
ピコっとラボは、一般社団法人全国ICT教育推進協会(PICO)が運営する子ども向けの体験教室です。 「ふしぎだな!」「やってみたい!」という気持ちを大切にしながら、理科の実験や自然観察を通じて、子どもたちの探究心を育むプログラムを提供しています。
ミギー先生の実験教室がスタート!
なにやら強面のツルツル頭にひげボーボ―の白衣を着た先生が登場してきました。でも話すと明るくずっと笑顔のミギー先生です。まずは、スクリーンに映し出された「本日のルール」を確認。
- 回答は手をあげてから‼
- 知っていても言っちゃダメ‼
- 良い回答した人には1ピコボ!
ん?ピコボってなんだ?(後述)
いよいよ教室がスタート!さっそく実験の時間…の前に、まずはちょっとしたデモンストレーションから!
まずはびっくり! ふしぎX「魔法の粉でたまごが浮く!?」
教室がはじまってすぐ、ミギー先生から「ふしぎX」が登場! なんと、水の中に沈んでいたたまごが、ある「魔法の粉」を入れると浮かんでくるというデモンストレーション。
「え!? なんで!?」「魔法の粉ってなに!?」と教室中が大興奮! ミギー先生がその場で魔法の粉の正体を明かすと、「えー!そうだったの!?」とさらにびっくり。 子どもたちの「知りたい!」スイッチが一気に入った瞬間でした。
こうして好奇心に火がついたところで、いよいよ本編の実験へ。 今回の授業は、「ふしぎ」を3つの構成で進みました。 ミギー先生が「ふしぎ」を投げかけて、子どもたちが予想し、実験して確かめて、「わかった!」にたどり着く。 この流れをくり返すことで、子どもたちは自然と「仮説→実験→考察」という科学的な思考のプロセスを体験していきます。
ふしぎ①「溶けるってなに?」
最初のテーマは「溶けるってなに?」。 砂糖を水に入れるとどうなる? 目に見えなくなったけど、なくなったの? ミギー先生の問いかけに、みんな一生けんめい考えていました。
子ども達の発言から「氷が融ける」が出てきました。 発音ではおなじ「とける」でも溶けると融けるは違うものだとの解説が入ります。
スライドでは、氷が溶ける「融解(ゆうかい)」や、水が凍る「凝固(ぎょうこ)」など、固体と液体の状態変化についても紹介。 「とける」にもいろいろな意味があることを学びました。
そして、お塩を水に溶かして塩水をつくる実験へ。 見た目は透明になったけど…お塩はどこにいったんだろう? 溶かした溶液を手に取って舐めてみる。「しょっぱい!」
五感を使って体験することが大事です。 「溶ける」ってこういうことか!と納得の声が上がっていました。
ふしぎ②「白い粉はなんでも水に溶ける?」── 実験タイム!
いよいよ子どもたち自身が実験に挑戦! テーブルの上には、お塩・お砂糖・片栗粉といった「白い粉」と、水が入ったコップ。 割り箸でまぜまぜしながら、「溶けるもの」と「溶けないもの」を自分の目で確かめます。
お砂糖やお塩はスーッと透明に。でも片栗粉は…? 「え!?」という驚きの声があちこちから聞こえてきました。
見た目が似ている「白い粉」でも、水に入れたときの変化はそれぞれ違う。 どれが溶けて、どれが溶けないのか──自分の手で確かめたからこそ、みんな「なるほど!」と実感できたようです。 くわしい結果は、ぜひ教室で体験してみてくださいね!
身近にある「溶ける」を探してみよう
実験のあとは、「溶ける」が使われている身近な場面をみんなで考えてみました。
- 料理 ── 砂糖や塩を水やお湯に溶かして味つけ
- コーヒーやジュース ── 粉末を溶かして飲みものに
- 洗濯 ── 洗剤が水に溶けて汚れを落とす
「おうちでお料理するとき、お砂糖を溶かしてるよ!」「ココアも溶かすよね!」と、 子どもたちは次々に身近な例を思いつき、生活と理科のつながりを実感していました。
ふしぎ③「溶けるを使って"わける"ができる?」── ろ過にチャレンジ!
後半は、コーヒードリッパーとフィルターを使った「ろ過」の実験です。 溶けたものと溶けなかったもの、フィルターを通すとどうなるかな?
さあ、フィルターを通すと何が起きるかな? 溶けたものと溶けなかったもので、しっかりと結果が出ました。 子どもたちは「おおー!」「やっぱり!」と大盛り上がり。
「ろ過」とは、液体をフィルター(ろ紙)に通して、ものを分ける方法のこと。 どんなふうに分けられるかは、ぜひ教室で実際に確かめてみてください! この仕組みは、実はわたしたちの身近なところでも大活躍しています。
- 浄水場 ── 川や湖の水をろ過して、安全な水道水をつくる
- ガソリンスタンド ── 給油のときにろ過フィルターでゴミを取り除く
「えー!お水もろ過してるの!?」「ガソリンにも使うんだ!」と、 保護者のみなさんも「へぇ〜!」とうなずいていました。 実験で学んだことが、社会のいろんな場所でつかわれていると知ると、理科がもっと身近に感じられますね。
また、「世界でも水道水が飲める国は10か国ぐらいしかないんだよ」とのミギー先生の豆知識も子ども達は驚きを隠せない様子でした。
また、ろ過の単元は中学受験でも良く取り上げられるよとのミギー先生の発言に、これは保護者の方が反応! どんな問題が良く出るかを簡単に話してくれました。
〇×クイズで力だめし!
ここまで学んだことを活かして、ミギー先生からの〇×クイズにチャレンジ! 「水に溶かしてろ過することで分けられるかどうか」を考える問題です。
教室では、こんなクイズにチャレンジしました。きみはわかるかな?
Q1. 塩と砂糖は、水に溶かしてろ過すると分けられる?
Q2. 塩と砂(すな)は、水に溶かしてろ過すると分けられる?
Q3. でんぷんと砂は、水に溶かしてろ過すると分けられる?
Q4. 塩とでんぷんは、水に溶かしてろ過すると分けられる?
答えは…教室で一緒に考えよう!
ポイントは、「溶けるもの」と「溶けないもの」の性質を組み合わせて考えること。 子どもたちは最初は何問か間違っている子もいましたが、考え方がわかると最後はみんな正解にたどり着いていました。
やはり、自分の手で実験を体験して考えるということが学びには一番だと改めて実感させてくれます。
おうちの方へ:「ものの溶け方」と学校の理科
ここからは、保護者のみなさん向けに、今回の実験教室と学校の学びとのつながりをご紹介します。
小学5年生の理科「もののとけ方」とのつながり
「ものの溶け方」は、小学5年生の理科で学ぶ単元のひとつです。
- 物が水に溶けても、水と物を合わせた重さは変わらない(質量保存)
- 物が水に溶ける量には限度がある
- 溶ける量は、水の温度や量、溶かす物の種類によって変わる
- 溶けた物はろ過や蒸発で取り出すことができる
今回のピコっとラボでは、このうち「溶けるとはどういうことか」「溶けるものと溶けないものの違い」「ろ過」という入口にあたる項目を中心に取り上げました。
学校の実験ではビーカーやメスシリンダーなど本格的な実験道具を使用します。 ピコっとラボではあえてプラスチックカップや計量カップなど、おうちにあるものに置き換えて、「実験って身近にある道具でも出来るんだ!」と感じてもらえるよう工夫しています。
体験教室だからできること
学校の理科では限られた時間の中で多くの単元を進めるため、一つひとつの実験にじっくり時間をかけるのが難しいこともあります。
ピコっとラボのような体験教室では、子どもたちのペースに合わせて「ふしぎだな」をじっくり味わう時間を大切にしています。
また、「ふしぎ」→「予想」→「実験」→「わかった!」というサイクルをくり返すことで、 科学的な探究のプロセスを自然と身につけることができます。 これは理科だけでなく、さまざまな学びの土台になる力です。
おうちでも、お料理や洗濯などの日常の場面で「これって溶けてるのかな?」と親子で話してみると、 学びがぐっと深まりますよ。
また、大人も意外と知らないようなことも要所要所に入れ、付き添いの方はその場で、お子様のみの参加の場合はご自宅で、親子の会話のきっかけになるような内容も多分に盛り込んでおります。
今日のまとめ
ふしぎX 魔法の粉でたまごが浮く!?
→ 教室のはじめにミギー先生がデモンストレーション。魔法の粉の正体をその場で確認!
ふしぎ① 溶けるってなに?
→ お塩を水に入れると透明になるけど…「溶ける」ってどういうこと? 実験で確かめました!
ふしぎ② 白い粉はなんでも水に溶ける?
→ 見た目が似ている「白い粉」でも、水に入れたときの変化はそれぞれ違う! 意外な結果にみんなびっくり。
ふしぎ③ 溶けるを使って"わける"ができる?
→ 「ろ過」という方法を使って実験! 身近なところでも大活躍している技術です。
こどもたちの声
授業のあとに書いてもらった「ふりかえりシート」の結果をご紹介します。 まずはアンケートの集計結果から!
「たのしかった」と回答
「わかりやすい」と回答
「きたい」と回答
そして、自由記述欄にはうれしい感想がたくさん! いくつかご紹介します。
「ありがとうございました!!」と画面いっぱいの大きな字で書いてくれた子もいて、スタッフ一同感激でした!
がんばった子にはピコボカード!
ピコっとラボでは、実験中にいい発言をしたり、積極的にチャレンジした子に「ピコボカード」が配られます! これはポイントの役割をもつコレクションカードで、スーパー・ウルトラ・実験ピコボなど、いろんな種類のホログラムカードがあり、みんな夢中で集めていました。
そして、一番たくさんカードを集めた子には、特別な盾に入ったピコボカードが贈られます! みんな「もっとほしい!」「次も絶対来る!」と大盛り上がりでした。
きょうしつのあとに届いた「ふしぎ」
参加いただきました1人のお子様よりアンケートの質問欄に面白い質問がありました。
「あぶらと水はなぜまざらないの?」
あの授業の内容から自分で「ふしぎ」をみつけて質問してくるとは!、ミギー先生がいたく感動をしていました。
せっかくなので、ミギー先生、、、ではなく、ピコボが小学生でもわかるように答えてくれたので、こちらにも載せておきます!
講師紹介
子どもたちの「なぜ?」を大切にする理科教育の専門家。難しいことをわかりやすく、楽しく伝えることが得意です。一緒にワクワクする実験の世界を探検しましょう!
参加してくれたみんな、ありがとう!
記念すべき第1回のピコっとラボ理科実験教室、たくさんの笑顔と「ふしぎ!」「おもしろい!」の声に包まれた教室になりました。 参加してくれた子どもたち、一緒に来てくださった保護者のみなさん、本当にありがとうございました!
次回は「ものの溶け方②」を4月中旬に開催予定です。
今回の実験の続きで、さらに深い「ふしぎ」に迫ります!
- 色のあるものを溶かしたらどうなる?
- たくさんの量でも溶ける?
- 溶けたものはどこへ消えた?
- 「たまご」の実験をもっと深く探ってみよう!
決まり次第、ピコっとラボの公式サイトでお知らせします。お楽しみに!
よくある質問
ピコっとラボの理科実験教室は何歳から参加できますか?
理科実験教室はどこで開催されますか?
「ものの溶け方」の実験教室ではどんなことを学びますか?
参加費はいくらですか? 持ち物は必要ですか?
次回の開催情報はどこで確認できますか?
主催:一般社団法人全国ICT教育推進協会(PICO)
エリア:東京都調布市を中心に活動
対象:小学生とその保護者(小学1〜2年生は保護者同伴推奨)
最新情報:開催日程・場所・参加費は公式LINEでお知らせ
公式サイト:https://lab.pico.or.jp